運動不足も病気の一つ 

1、基礎体力の低下で生活習慣病は右肩上がり

高血圧・高血糖・高脂血症等々の予防・進行を遅らす・病状の改善や回復に、適度の運動が効果を上げます。運動効果には転倒予防し、運動器の障害からの「寝たきり」になることを予防する効果もあります。

生活習慣病が進行しても自己管理の一環として運動の習慣を持つと上記の効果が得られますし、運動習慣を持たなくなることで年間約6万人の方が亡くなるそう(統計の取り方かは分からないが)。

体力のピークは20~30代前半、40代以降は体力の低下とともに基礎代謝量も右肩下がりになるのに反比例して、生活習慣病は右肩上がりになってきます。若い頃とは消費エネルギーが違うことで減量が難しくなり、身体つきが大きく変容してきます。


 筋肉はエネルギー消費の大きい組織なので、筋肉を活動させ筋肉量を増加させることが減量効果をもたらします。食事制限による減量は効果は高くても手を抜くとリバウンドが待っていますが、筋力強化によるシェイプアップはリバウンドが低く抑えられるメリットがあります。 全身の筋肉の3/4は下半身に付いていますから、足腰を鍛えることで腹筋も鍛え、内臓脂肪も燃焼します。
自己管理をして健康リスクを減らすことが、高騰する社会保障費の付けを若い世代に負担させないことにつながります。これも我々の務めですね。

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by kappanochiro | 2018-09-03 08:37 | 健康観 | Comments(0)  

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